さつき園では新型コロナウィルス感染症の感染予防対策として、2回に分けて入居者様向けの懇談会を行いました。
今回のテーマは災害時の対策の変更です。(身元保証人様にはお便りで同じ内容をご説明しております。)
さつき園の避難訓練で防火管理者から入居者様に毎度、繰り返しお伝えしているのは、
「自分の命は自分で守りましょう」
ということ。
そのために、今の対策で十分なのか。
今できることはなにか。
年2回以上の避難訓練で参加された入居者様はとても真剣に防火管理者からのお話に耳を傾けていただけます。
今回は「自分の命は自分で守る」ために、非常食(約2日分)を入居者様の居室に配布し、避難するためのリュックのご購入をお願いするといった内容でした。
腰ベルトもついたしっかりしたリュックです。
非常食には500ミリリットルの水が4本も含め入っており、すべてをリュックに入れると、結構どっしりするのですが、お試しで背負った多くの入居者様から、「このリュックであれば安心して持っていけるね。」「ほしい!買いたい!」と前向きなご意見をいただきました。
施設としては「赤のリュックなんて。」「避難できるかもわからないし。」と後ろ向きなご意見が多く寄せられるかと心配していましたが、歩行器を利用している入居者様からも、「災害はなにがあるかわからないからね。」「できるだけのことをしないとね。」「避難したら、見つけてもらわないと。」とうれしいお言葉をいただきました。
みなさん、「自分の命は自分で守る」といった意識が高く、2度に分けた懇談会は充実した時間となりました。
さつき園として、今後も災害発生時に入居者の皆さまが命をつなぐために、その命をつなげる方法を繰り返し検討していきながら、対策を進めてまいりたいと思います。
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