令和7年度 お手紙交流 一年間の思い出
- shimizu808
- 21 時間前
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一年間のお手紙交流の記録ーはじめましてからありがとうまでー
はじめに
さつき園では、地域の子どもたちの成長を見守る活動の一環として、丘珠ひばり保育園の年長組「玉ねぎさん」と一年間を通して「お手紙交流」を行っています。 令和7年度は22名の入居者様が参加し、都合で参加できない方の代わりに協力してくださる入居者様も多く、園全体で子どもたちを見守る一年となりました。
お手紙交流は、ただ手紙をやり取りするだけではなく、子どもたちが“思いやる心”や“コミュニケーション力”を育む大切な活動です。 ここからは、3月の「はじめまして」から翌年3月の「ありがとうの会」まで、一年間の交流を振り返ります。

3月 はじめましての会
2025年3月、年中さん(新玉ねぎさん)との「はじめましての会」が行われました。 お友達一人ひとりに担当の入居者様がつき、向かい合って自己紹介シートを書きました。

初めての対面に、子どもたちも入居者様も少し緊張した表情。 それでも、名前を書いたり好きなものを話したりするうちに、少しずつ笑顔が増えていきました。

この日から、思いやりの心を育む一年間の交流がスタートしました。

5月 わらべ歌で距離が縮まる

5月は、昔ながらのわらべ歌「あんたがたどこさ」に合わせて、お手玉遊びを楽しみました。

向かい合ってお手玉を“行ったり来たり”。最初は照れくさそうだった子どもたちも、入居者様の優しい笑顔に安心し、次第に笑顔があふれる時間になりました。

6月 かき氷で心もひんやり、ぽかぽか
暑さが増してきた6月は、入居者様が普段の水分補給として楽しんでいるかき氷を、子どもたちと一緒に味わいました。

「つめたい!」「おいしい!」と弾む声に、入居者様も「一緒に食べるともっとおいしいね」と微笑み、冷たいかき氷とは対照的に、心がぽかぽか温まる交流となりました。

8月 にこにこガーデン隊のスイカ収穫
さつき園の地域活動「にこにこガーデン隊」が育てたスイカを、玉ねぎさんと一緒に収穫しました。

大きなスイカに子どもたちは大喜び。みんなで食べたスイカはとても甘く、夏のごほうびのようでした。
この頃から、子どもたちは担当の入居者様の名前を覚え、緊張も和らぎ、距離がぐっと縮まっていきました。

9月 太鼓披露会
運動会で発表する太鼓の総練習を、さつき園で披露してくれました。

今年の玉ねぎさんは、自分たちでリズムを考えた力作。 子どもたちの真剣な表情と力強い太鼓の音がホールに響き、入居者様は手拍子をしながら見守っていました。

9月 ミニひばりの日
「さつき園のおじいちゃんおばあちゃんにも見てもらいたい!」 そんな子どもたちの声から実現した交流です。

秋晴れの中、踊り・縄跳び・鉄棒を披露。 入居者様からの「上手だねぇ」「がんばったね」の声に、子どもたちも誇らしげに笑っていました。

10月 太鼓披露会(2回目・文化祭総練習)
1ふれあいセンターで行われる文化祭に向けた太鼓の総練習が、再びさつき園で行われました。
9月よりもさらに大きく響く太鼓の音、そして自信に満ちた子どもたちの声。

その姿は、1か月前よりも確かに成長していて、入居者様からは「立派になったねぇ」と感嘆の声が上がりました。
太鼓の音がホールいっぱいに響き渡り、子どもたちの成長を感じる力強い時間となりました。

10月 文化祭作品づくり
文化祭に向けて、玉ねぎさんとかぼちゃさんが来園し、入居者様と一緒に積み木アートを制作しました。

入居者様も子どもたちも夢中になって積み木を積み上げ、世代を超えて同じ作品を作る楽しさを共有しました。

11月 文化祭鑑賞会

文化祭当日には、完成した作品を一緒に鑑賞。

入居者様が作品の周りに並べたドミノを、みんなで「せーの!」で倒すと、最後まできれいに倒れ、会場は拍手喝采に包まれました。

11月 米ぞり渡し
さつき園の「米ぞり工房」で作った米ぞりを、かぼちゃさんへプレゼント

来年度の交流を担う小さなお友達へ、思いを込めて手渡しました。

その後はみんなでお手玉遊びを楽しみ、園内は笑顔でいっぱいになりました。

12月 もちつき・鏡餅づくり

園児たちと一緒に「ぺったん、ぺったん」ともちつきを楽しみました。

入居者様は大きな鏡餅を、子どもたちは小さな鏡餅を一緒に作り、年末らしい温かい交流となりました。

1月 さつき山で雪山滑り
さつき園の駐車場にできた大きな雪山「さつき山」で、米ぞりを使ってそり滑り。

入居者様も準備から関わり、子どもたちの歓声を園内から見守りました。

「きゃー!」「もう一回!」という声に、入居者様もお腹がいっぱいになるほどの笑顔でした。

2月福の神
節分の日、小さなお友達にも福の神になって、おやつをプレゼントしました。

活動に初めて参加される入居者様。緊張していましたが、小さなお友達に元気をもらいました。

静かに隣で見守る子どもたちの姿に、1年間での成長が感じられました。
その後の習字体験では、筆を使って好きな言葉を書き、世代を超えて同じ机を囲む穏やかな時間となりました。

3月 ありがとうの会
一年間の交流の締めくくりとして「ありがとうの会」を行いました。

入居者様と子どもたちが「さよならシート」に思い出を書き、1年間の動画を一緒に鑑賞しました。

動画を見ながら「これしたね」「楽しかったね」と声をかけ合う姿に、積み重ねてきた時間の重みが感じられました。

プレゼントの時間には、名前を呼ばれた瞬間に泣き出してしまう子も。

その涙に入居者様も思わず涙ぐみ、ぎゅっと抱きしめ合いながら

「一年生になってもがんばるんだよ」

「いつでも遊びにおいでね」 と温かい言葉を交わしました。

一年間を振り返って

お手紙交流は、子どもたちが思いやりやコミュニケーション力を育む大切な活動です。

ひらがなが書けなかった子が、後半には自分の名前を書き、言葉で気持ちを伝えられるようになる—

—その成長を、

入居者様は手紙を通して、交流を通して、確かに感じてきました。

丘珠ひばり保育園とのお手紙交流は、さつき園が地域の子どもたちの成長を見守る大切な土台です。

卒園する玉ねぎさんは一年生になりますが、さつき園では児童会館やわんぱくクラブなどの児童クラブとの交流を通して、

これからも地域の子どもたちの成長を見守り続けます。

入居者様、一年間ご協力ありがとうございました。

一緒に遊んでくれたお友達、
どうもありがとう。

協力いただきました丘珠ヒバリ保育園の先生方、

普段の活動でお忙しい中、手紙の準備をはじめ、

様々なご配慮、ありがとうございます。

令和8年度のお手紙交流はすでにはじまっております。

新しいお友達と一緒に、どんな思い出を作っていけるのか・・・・・

楽しみにしています!



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